Monthly Archives » 2月2011

文化庁メディア芸術祭 アート編

今年も、メディア芸術祭@国立新美術館に行ってきました。

ギロッポンですよ、ギロッポン。
場違いとか言わない!

せっかくなのでざっと、面白かった作品を紹介したいと思います。




【駅前図鑑 スリーディー!】

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/recommend/win/art/34.php

飛び出す絵本の写真バージョン。
題材が駅前の写真で、街の風景好きにはたまらん作品でした。
作者のマスダユタカさんは、主に街や路上の風景を題材に、
このような立体写真を色々作ってるみたいです。
http://homepage3.nifty.com/germa-ge-28/fotomo.html




【NIGHT LESS】

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/art/NIGHTLESS/

ショートムービー、NIGHT LESS。
夜がない、つまり、昼だけ。
なぜか・・・
そう、全てGoogleのストリートビューの画像を使って作られているから!
ちゃんとストーリー性もあります(結構強引だったけど。笑)
もちろん撮影資金はゼロ。笑




【sound / tracks】

http://plaza.map-staff.jp/blog/2011/02/sound-trackspeter-knees.html

車窓のムービーと、ピアノ。
なんのこっちゃな組み合わせですが、
通り過ぎる架線柱や、すれ違いの電車、田園風景、ホームで待つ人々・・・
その風景が、なんと、楽譜になってピアノが自動で演奏されてるんです。

東京の車窓だったら、ビルばっかりでうるさい音楽になりそうですね。




【The EyeWriter】

http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/art/TheEyeWriter/

全身が麻痺してしまったアーティストの為に作られたという、
目の動きだけで絵が描ける、EyeWriter。
目の動きがマウスのカーソルになり、凝視するとクリックになります。
実際に体験もできたのでやってみたんですが、かなり忠実に目の動きに合わせてカーソルが動きます。
目は相当疲れるけど。。
キーボードも入力でき、単語も読み上げられるので、目の動きだけで会話もできます。

専用メガネは、市販のグラサンを改造したもので、
ソフトウェアの開発も、オープンソースで行われているそう。
実用的だし、さらに開発が進んで、多くの人が利用出来るようになれば良いですね。




【百年海図巻】

http://plaza.map-staff.jp/blog/2011/02/14-1.html

100年で120cm上昇するといわれている海面。
それを日本画風の映像で表現した作品。
はじめのうちは、ただ波打っているだけで、なんだこれ?という感じだったんですが、
だんだん海面上昇して、最後は画面全体が海に飲み込まれてしまいます。

気づかぬうちにやってくる、地球の危機を感じさせられる映像でした。




【MindBox】

http://plaza.map-staff.jp/blog/2011/02/14mindboxchristian-graupner.html

スロットのマシーンで、オッサンを操作できる謎の機械。笑








明日はマンガ・アニメ・エンターテイメント編!

Comment(0)
Category : ニッキ

「マイマイ新子と千年の魔法」

久しぶりに、たくさんの人に勧めたい映画に出会いました。

「マイマイ新子と千年の魔法」

http://mai-mai.jp/






スタジオジブリ『魔女の宅急便』のスタッフ『サマーウォーズ』のマッドハウスが共同制作した映画。

ジブリでいうと、トトロや耳をすませば的な雰囲気。
物語の舞台はトトロっぽくて、主人公の新子は雫っぽい性格。
(メイちゃんみたいな妹も出てくるし。笑)
ただ、ジブリ映画では感じられない、素朴さ純粋さを感じることができました。
なぜだかわからないんだけど、ジブリとは違うんですよ。

明るくおてんばで想像力豊かな主人公新子が、
東京から転校してきたおとなしい性格の貴伊子と仲良くなって・・・
という地味なストーリー。
赤い金魚も、猫型のバスも、出てこない。空も飛ばない。

だけど、観終わった後の清々しさは、今まで見た映画の中で一番だったかもしれない。
泣かせようとか、面白くしようとか、余計な演出は一切ないんだけど、
作者の思いが、伝わるともなく伝わるというか、自然と心に残りました。
そしてコトリンゴのエンディングテーマが、また響く。。

新子の山口弁も心温まります。福田麻由子の声が凄く合ってる。

都会の生活に疲れた人。
仕事がやんなっちゃってる人。
友達や恋人や家族とうまくいってない人。
最近外で遊んでない人。

是非見てください。

人間にとって大事なのは、スマートフォンじゃねえ!
友達と外で思い切り遊ぶこと!


Comment(0)
Category : ニッキ

インテルミラノDF長友選手とヴェルディサポーターの熱い夏。

大事なことなので2回目の更新です。笑

こちらの写真をご覧頂きたい。

この写真は、2006年9月西が丘サッカー場で撮られたものである。
高円宮杯を戦う、ヴェルディユースを応援するサポーターを写した、
一見、何の変哲もない写真の様に思える。

左に写っているタンクトップの青年は、ヴェルディユースOBで
この試合を観戦に来ていた林陵平(当時明治大学2年生)である。

しかし、その右に視線を移していただきたい。

おわかりいただけだだろうか。

この太鼓を叩いている青年。

実は。

です。

林はヴェルディユースだったから知ってはいたものの当時の長友(現インテル)は全くの無名。
我々は長友(現インテル)に対し、完全に「だれなの?」的な態度を取っていました。

なぜ長友(現インテル)がここにいるかというと、
当時長友(現インテル)は明治で試合に出れず、大会の時は太鼓係だったそうで
この日は恐らく林が誘って連れてきたのでしょう。
「太鼓を持ってきていたので一緒に応援させてほしい」というので、
我々も「ぜひ」と快諾(なぜか上から目線)

実際やってみると、長友(現インテル)の太鼓はなかなかリズムが取りづらく
我々は「困ったな・・・この人・・・」と思っていたのは内緒です。

我々の間では長らく「太鼓の達人」というニックネームで定着していたのですが
まさかその「太鼓の達人」が、のちにイタリアのビッグクラブに移籍しようとは
この時は誰も知るよしもなかったのです。

しかも、よくみると

洋平、長友(現インテル)に指示出してる。笑
長友(現インテル)も、洋平の指示を仰いでいるように伺えます。

凄いぞ洋平。
インテルの左サイドバックの選手に、指示出してやがる。

というわけで、インテルミラノDF長友とぼくらは、2006年夏に
思わぬ共演をしていたというおはなしです。

ちなみに、インテルミラノDF長友は本当に大学の頃「太鼓の達人」と呼ばれてたそうです。
http://www.fctokyo.co.jp/blog/back.html?d=20080404

Comment(4)
Category : フットボール