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andymori “春の楽園”ツアーファイナル@SHIBUYA-AX

新しいアルバムが出るときのライブっていうのは、なんかこう楽しみなんだけど不安。そんな気持ち、わかってもらえるでしょうか。
もちろん大好きなバンドの新しい曲が聴けるのはもちろん楽しみ、でも、新曲が好みと違ったら?とか、曲が増えたせいで今までの大好きな定番曲やらなくなっちゃったら?とか変な不安が、こう渦巻くこの感覚。

しかし、andymoriというバンドにはそんな不安は無用でした。

だって、発売してる音源全部合わせても30曲そこそこのバンドが、39曲もライブでやっちゃうんすよ。満足しないわけがないでしょう。ワンマンライブ(マンナンライフではない)でファンを120%満足させることって、意外と難しいと思う。あの曲やっただのあの曲やらないだの。でも、昨日の渋谷AXでは、全員が120%満足したんじゃないかって思います。

好きなバンドはいっぱいあるし、ライブが楽しいバンドもいっぱいあるけど、これほど走り出したくなっちゃうような疾走感に満ちている音楽は他に無いし、スローな曲はスローな曲で、言葉がズンズン体の中に入ってくる。

andymoriの3人は、自分たちが素晴らしい音楽を演っているっていうのをわかっているんだ。不器用なとこもあって、もしかしたら多くの人に伝わらないかもしれないけど、このまままっしぐらに突き進んでいって欲しいし、その結果「andymoriいいね、やばいね」っていう人達が増えればそれは素晴らしいことです。

でも、その不器用さがandymoriなんですよね。
andymoriが器用に音楽をやるようになったら、それこそミスチルとかスピッツとかバンプとか、それくらいになっちゃう気がする。過大評価かな?笑
とにかくこの3人はの音楽は凄く良いんだよ、みなさん。聴いてみてよ。




andymori “春の楽園”ツアーファイナル@SHIBUYA-AX セットリスト

01 グロリアス軽トラ
02 ベンガルトラとウィスキー
03 FOLLOW ME
04 ユートピア
05 クレイジークレイマー
06 モンゴロイドブルース
07 都会を走る猫
08 1984
09 青い空
10 ダンス
11 ビューティフルセレブリティー
12 ナツメグ
13 バグダッドのボディーカウント
14 サンセットクルージング
15 スーパーマンになりたい
16 僕が白人だったら
17 僕がハクビシンだったら
18 Peace
19 ボディーランゲージ
20 Wepons mass of destruction
21 16
22 無までの30分
23 楽園
24 Transit in thailand
25 CITY LIGHTS
26 すごい速さ
27 Sunrise&Sunset
28 兄弟
29 andyとrock
30 革命

EN1
31 ヒロシソング
32 永遠(健二)
33 Creep(Radioheadカバー)
34 ハッピーエンド
35 evrything is my guiter
36 投げKISSをあげるよ

EN2
37 新曲
38 stand by me
39 life is party




ワンマンならではの、ヒロシと健二メインの曲もあり。
健二さんは歌うまい!ストリートミュージシャンみたいだった。
ヒロシは頑張って英語歌ってた。でもメガネずり落ちながら頑張ってハモるヒロシが大好きです。
CITY LIGHTSを2回やらなかったのが唯一残念だった。笑

後藤も見に来ていたみたいですね。




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Category : オンガク

三ヶ月連続九州遠征

3月熊本
4月鳥栖
5月大分

財布を圧迫しまくっていた三ヶ月連続九州遠征が終了。
(地震による中断がなけりゃ、4月に札幌もあったんだ)

結果は知らん。九州で勝てれば儲けもんというレベルです。
もはや勝利を味わうためというよりは、ご当地グルメを味わうために行っているような感覚。
ダメだダメだそんなんじゃ!
ヴェルディについては、こちらで詳しく書くことにします。

今回は大分発着便の飛行機が取れず、福岡からレンタカーというプランになったのですが、福岡空港に到着した時に、なにやら人だかりが・・・。実はあゆのライブが福岡であり、ちょうど飛行機の時間もあゆとかぶっていたようです。

空港にあふれるあゆファンと、関係者チックなスーツ姿の男達(通称電通マン。笑)

我々もミーハー心丸出しで結構待ったよ、1時間くらい。
いかにもファンです、という格好をしてないから、電通マンの警戒も甘く、わりかし近くで見れました。背小さかったです。いかにもあゆですという感じのデカいグラサンかけてました。

博多から大分は車で1時間半くらい。毎度おなじみ鳥栖も通ります。鳥栖ジャンクションはいつ通っても緊張する。大分方面、熊本方面、長崎方面、鳥栖出口。分岐が多すぎて、どっちへ行っていいやらいつもヒヤヒヤしてます。でも、つい最近通ったばっかりだから、全然新鮮味が無い。笑

途中、湯布院で高速を降りて温泉街へ寄り道。

超猛烈な通り雨に打たれながらも、温泉に着いたときには青空に。「ぬるかわ温泉」という日帰りの露天風呂(400円)につかって、東京で溜まった垢を落としてきました。風呂って最高。

夜は毎年恒例の「こつこつ庵」へ。
(吉田類の酒場放浪記に出てきそうな雰囲気)

食べるのに夢中で、料理の写真は全く撮ってないっす。
東京から遠く離れた地でも仲間とお酒を飲み、サッカーの話に花が咲く。これがアウェイ遠征の楽しみのひとつ。

試合は余計な要素もあったけど、前向きな引き分けだと思う。これで次ホームで負けたら意味ないけどね。

帰りは再び福岡へ戻り、聖地「金龍」で豚骨を注入し(先月と同じ席。笑)、空港行ったら、今度はあゆも東京に帰る時間だったらしくまたあゆファンでごったがえしておりまして、不本意ながらも今回の遠征はあゆにはじまりあゆに終わったという感じになってしまいました。

もう来月九州行かないと思うと悲しいよ俺は。

マッスー!

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Category : ニッキ,フットボール

最近見た映画の話「まほろ駅前多田便利軒」

※ネタバレ注意

『まほろ駅前多田便利軒』観てきました。
@吉祥寺バウスシアター

http://mahoro.asmik-ace.co.jp/
2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会
監督・脚本: 大森立嗣
原作: 三浦しをん
音楽: 岸田繁 
主題歌: くるり
出演:瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、大森南朋
   松尾スズキ、麿赤兒、高良健吾、岸部一徳
配給:アスミック・エース



ここまで、全てがしっくりとハマっていれば、そりゃ面白いでしょう。

瑛太と松田龍平といったら『青い春』・・・とよく目にするけど、もう何年も前に見たっきりだけど、実は瑛太の印象があまりない。どっちかというと新井浩文と高岡蒼甫(あおいちゃんの旦那)が目立ってたような。

この『まほろ駅前』は、何を隠そう『町田駅前』のこと。
町田市も全面バックアップしてたみたいで、惜しげもなく町田の街並みがでてきます。

町田って、なんか絵になるんだよね。立川や八王子じゃ絵にならないのに。
『東京であって東京でない』っていう、地理的にもイメージ的にも微妙な立ち位置が、きっと物語の舞台にはもってこいなのだろうか。
浅野いにおの漫画にしてもそうだし。
世田谷とか練馬でもだめなんだよな。やっぱり町田なんです。
駅前は都会だけどちょっと行くと住宅街と畑と山。そこに住む人は都会的な感覚を持ちつつも、真の都会人ではなくどこか田舎くささ(いい意味で)を持ってる。そういう環境だけで、色々な物語が渦巻いてそうな感じがするもんね。

町田の話はおいといて。

汚ねえ臭そうな作業着でさえも着こなしてしまって見事に便利屋に扮した瑛太と、
飄々とした風貌、喋り方、笑い方、走り方、全てがハマっている松田龍平。
脇も実力のある人達で固められてるし、くるりの主題歌もビッタリ。
原作を読まずに観たけど、5分で世界に入り込めました。

監督の大森立嗣、弁当屋役の大森南朋、便利屋に仕事を依頼する爺さん役の麿赤児。一家で作品に関わっているってのも面白いです。

一番の見所は「なんじゃこりゃーーーーーーー!」だね。笑



原作も読んでみたい!






その後、吉祥寺「ニライカナイ」で泡盛に撃沈。
ラフテーうますぎる。
ちんすこう食った!三日三晩!

楽しい一日でした。

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Category : エイガ,ニッキ

♪日本のユッケは安全です

原発と違ってね、ちゃんと管理されてるものは安全なんですね。


『当店のユッケに使用する肉は、かたまりのまま熱湯で加熱し、
そのあと周りをすべて削ぎ落とし(トリミング)、約3分の1を廃棄して提供しております。
大腸菌は75℃で1分間加熱すると消滅しますので、当店では自信を持ってユッケをお出ししております。』
味ん味んウェブサイトより


いつもより美味しく感じました。
それでも、ユッケの売上は半分に落ちたそうです。




自分がポジティブかネガティブかっつったら、ポジティブであり、ネガティブでもあるんです。
答えになってねー。
自分って本当に両極端な人間でして(さすがAB型)
几帳面な部分もあれば(学校のノート超キレイ)、だらしない部分あり(部屋超きたねー)
おもいっきり騒ぐのが好きでもあり、ワーキャー群れてる奴らファックと思う時もある。
結構旅行とか遊びの計画とか綿密に立てるの好きなくせに、時間にはかなりルーズ。

自分で自分をコントロールするってのが、人生で一番難しいことかもしれない。

今日はこのへんにしとこう。




〜今日のお歌〜


生理/日本マドンナ

生理って、男じゃ絶対ネタにできないダークゾーンだが、ネタにしていいの?笑

ギターのコに目が釘付け





こんなカワイコちゃん達なのに。。。


日本マドンナ
http://nihonmadonna.mh6.mp7.jp/

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Category : ニッキ

最近見た映画の話「-劇場版神聖かまってちゃん-ロックンロールは鳴り止まないっ」

※ネタバレ注意

かまってちゃんの映画見てきました。
@渋谷パルコPART3 シネクイント

「-劇場版神聖かまってちゃん-ロックンロールは鳴り止まないっ」



http://www.kamattechan-movie.com/




すっかり大物になってしまった神聖かまってちゃん。と言っても、自分が聴きはじめたのもそこそこ売れ出してからだから、「昔からのファン」ぶった事は言えないけども。

かまってちゃんのライブまであと1週間という時間軸で、
「恋愛と将棋と家庭の狭間で揺れる、女流棋士を目指す女子高生」と
「母子家庭、母はストリッパー、常にパソコンを持ち歩く園児」と
「ただひたすら振り回され続けるかまってちゃんのマネージャー、ツルギくん」の、
豪華3本立てが同時進行で進んでいくというストーリー展開。




女子高生役の二階堂ふみが、若かりし宮崎あおいを彷彿とさせる演技力と雰囲気を醸しだしてました。
顔もちょっと似てるよね。
何が良いって、この二階堂ふみさん、好きな音楽はセックスピストルズに毛皮のマリーズ。小6の頃にすでに「人間失格」を読んでいたというなかなかのツワモノ。ちなみに1994年生まれ。笑
このボサッとした黒髪をなびかせる感じがたまらないです。(きっと超絶級にいい匂いがするはず)

ストリッパーの母親役を演じた森下くるみは、皆さんご存知の通り。
お世話になった方もたくさんいらっしゃるでしょう。なんか最近は文章書いたりトークショーやったり、文系路線に行ってるみたいです。いや、やっぱ綺麗でしたよ。

この2つストーリー(将棋と園児)には、もうちょっと「親の愛」の要素が欲しかったなーと思いました。
将棋のストーリーで言ったら、父親が最後に将棋板を押入れから出して物思いにふけるシーン。
園児のストーリーで言ったら、森下くるみがストリップの楽屋でかまってちゃん聴いてるシーン。
この2つで、「親には理解しがたい行動をとる我が子」への、理解や愛を表しているんだけど、なんかもうちょっと直接伝えるようなシーンがあっても良かったんじゃないかなー。まあでも、あまり直接的な表現だと臭くなっちゃうから、この遠まわし加減がいい具合なのかも。

で、秀逸だったのがツルギくんの演技。というか素ですよねこれ。
あと、monoがしゃべるたびに、映画館中から失笑が起きてました。笑




「メジャー」と「インディー」というのは、音楽やってる当人たちでさえその境界はあまりわかっていなくて、結局、はやし立てる周囲によって創り上げられていくというか。
そこで、はやし立てられて、ワイワイ有名になっちゃって、武道館でやっちゃって、っていうのが「メジャー」。ちょっとはやし立てられるけど、やっぱりちょっと時間が経つとコアなファンしか残らない、っていうのが「インディー」。だと、勝手に思っています。(メジャーもインディーもどっちが良い悪いっていう話ではないです)

かまってちゃんは「メジャー」と「インディー」の狭間を、うまく渡り歩いている感じ。
音楽好きのコアな人たちにも賞賛されるし、普段は音楽あまり聴かない人たちからも「なんだこれ!」という感じで注目される。映画化されちゃってる、っていうのが正にその証なんじゃないでしょうか。
あと「下品じゃない」っていうのもポイントかもな。かまってちゃんの歌詞って、決して下品じゃないもんな。

いわゆるゲテモノ扱いかもしれないけど、音楽で生きていく、音楽で世間にインパクトを与えるっていう意味では、かまってちゃんの進んでいる道は至極真っ当な道だという気もします。
あまり真摯に音楽だけをやっていても、大きいインパクトは残せないだろうしね。それはそれでコアなファンたちを喜ばせ続けてくれるから良い事だけど。(かまってちゃんだって真摯に音楽やってると思うけど。笑)

そんなかまってちゃんの後継者は、是非日本マドンナに担っていただきたいと思ってる。
ビジュアル面でも申し分ないですし、ライブパフォーマンスに磨きをかければ。。。














お・ま・け


オチアイユウキ(20)学生
「今日はIKEAのロゴを意識した配色にしました」

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Category : エイガ,ニッキ