ウシジマくん

「ワンモアコーヒー」の権利を当日中になんとしても行使しようと、スタバの閉店間際にすべりこみ、見事ベンティサイズのコーヒーを100円でゲットした。水筒に、しかも氷なしで頼んだので、「明日の朝のためのコーヒーをワンモアコーヒー使ってお得にゲットしやがるケチな男」と思われているのは間違いないが、訓練されたスタバの店員さんはそんな心の内は微塵も表情に出さずに水筒に並々とコーヒーを注いでくれる。

調子が悪い(気持ちの面で)ときは、「闇金ウシジマくん」をぶっ通しで観る癖がある。ドラマはSeason3まで、映画も1〜3とファイナルで4本。合計するとかなりの量になるが、一度見始めると止まらなくなり、睡眠時間を削り1週間弱ですべて観る。今回でもう合計3回し目くらいだろうか。

なぜ、ウシジマくんを観るのかと言うと、「闇金で金を借りてないだけ自分はまだマシ」という、超低次元な自己肯定感を味わえるからだ。超低次元の!
「闇金で金を借りてない」というだけで、すでにほぼ99%の人に当てはまるだろうから、そこで肯定感を味わったとしても何のスタートラインにも立っていないような気もするし、「明日からがんばるぞ」という清々しい気持ちにはならないが、俺はこの人達(ウシジマの債権者)よりだいぶマシだし、今のままでも十分良くやってるし、必要とされてるよ、ということを、無理やり自分に言い聞かすことができる。

言葉少なだが核心を突くウシジマの言葉は、金を借りていなくても襟を正さなければいけない気持ちにさせてくれる。
今の自分がもし金を借りに行ったら、ウシジマはなんと声を掛けるだろうか。
ウシジマに厳しいことを言われないように、明日も頑張ろう。

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Category : ニッキ