がんばれ長友選手。

こちらの写真をご覧頂きたい。

この写真は、2006年9月西が丘サッカー場で撮られたものである。
高円宮杯を戦う、ヴェルディユースを応援するサポーターを写した、
一見、何の変哲もない写真の様に思える。

左に写っているタンクトップの青年は、ヴェルディユースOBで
この試合を観戦に来ていた林陵平(当時明治大学2年生)である。

しかし、その右に視線を移していただきたい。

おわかりいただけだだろうか。

この太鼓を叩いている青年。

実は。

です。

林はヴェルディユースだったから知ってはいたものの
当時の長友は全くの無名。
我々は長友に対し、完全に「だれなの?」的な態度を取っていました。

なぜ長友がここにいるかというと、
当時長友は明治で試合に出れず、大会の時は太鼓係だったそうで
この日は恐らく林が誘って連れてきたのでしょう。
「太鼓を持ってきていたので一緒に応援させてほしい」というので、
我々も「ぜひ」と快諾(なぜか上から目線)

実際やってみると、長友の太鼓はなかなかリズムが取りづらく
我々は「困ったな・・・この人・・・」と思っていたのは内緒です。

我々の間では長らく「太鼓の達人」というニックネームで定着していたのですが
まさかその「太鼓の達人」が、のちのW杯戦士になろうとは
この時は誰も知るよしもなかったのです。

しかも、よくみると

洋平、長友に指示出してる。笑
長友も、洋平の指示を仰いでいるように伺えます。

凄いぞ洋平。
あのエトーを抑えた人に、指示出してやがる。

この試合、我らがリーダーなかじは、
前日の先輩の追いコンの影響で寝坊して欠席だったはず。
惜しいことをしたね。

というわけで、長友とぼくらは、2006年夏に
思わぬ共演をしていたというおはなしです。

ちなみに、長友は本当に大学の頃「太鼓の達人」と呼ばれてたそうです。
http://www.fctokyo.co.jp/blog/back.html?d=20080404

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「カレーでいい」じゃなくて「カレーがいい」

またまたちょっこし大阪へ行って参りました。

というのも、2日に心斎橋でオレスカバンド、4日にSHAKA LABBITSがなんばでライブをするってことですし
大阪の友達に久々に会ったり、今まで見れなかった所も観光したかったし、ということで2泊3日で。

元々、フリーな今のうちに沖縄1ヶ月放浪したいなーとかいう
壮大な計画をしていたんですが、予想以上の財政難等もありまして、大阪で我慢。




2日の朝に立川を出て、川崎経由で東海道線を西へ西へ。
鈍行だと18時頃に大阪に着くので、ライブがちょうど始まるという寸法。

心斎橋BIG CATでオレスカを見て、その日は恒例、新今宮のスパワールド泊。
1泊2000円で、お風呂入れてプールでウォータースライダーも楽しめちゃうという夢の施設。

スパワールドの階段から見える通天閣


翌日は京都へ。

本当は最近読んだ司馬遼太郎の「燃えよ剣」に影響されて
京都の新選組関連の史跡を巡る予定だったんだけど、
数日前にNHKの爆問学問で、京都のパワースポットで縁結びの神様がいるという
鞍馬の貴船神社が紹介されていたので、今回はそっちに行ってみることに。

ヴェルディしかり、仕事しかり、恋愛しかり・・・

もはや神頼みしかないんじゃ!

雨で、霧に覆われていた鞍馬寺。
六芒星の真ん中がパワースポットだそうです。


結構な雨の中、軽く山登り・・・


「水の神」「縁結びの神」が宿っている貴船神社

京橋から京阪電車で出町柳まで行き、叡山電車に乗り換えて鞍馬へ。
大阪から1時間半くらい。
東京でいう高尾山的ポジションだろうか。
高尾山も、鞍馬山も、天狗が有名だし、パワースポットでもあるみたいだし。

まずは鞍馬山を登って、鞍馬寺へ。
牛若丸こと源義経が子供の頃に預けられた寺で、
この山の中で足腰を鍛えたそうな。

雨が凄かったおかげか、人もほとんどおらず。
しかし、予想以上の山道で靴は悲惨なことに!

一山越えると、貴船神社に出ます。
黄色い船に乗った女神が、大阪から淀川、鴨川と上ってきて、たどり着いた先が、この場所で
「黄色い船」→「黄船」という由来で「貴船」と名前がついたそうです。

「縁結びの神」として信仰されている由来はこの物語が元なんだって。
和泉式部も、この神社にお参りしたら、仲の悪かった夫と復縁したとか。

まあ、自分も含めてですが、ただ色々と神頼みするだけじゃなくて、
まずは日頃健康に不自由なく暮らしている事への感謝というのも
こういう機会に改めて感じる事が大切だよね。

というわけでずぶ濡れのまま京都を後に。
夜は、久々の友人達と再会。
そのまま椎茸氏の家に泊めさせていただきました。
梅田から5駅で、結構広いデザイナーズアパート(外見はぼろい)なのに6マンしないそうです。
東京が異常なのかねー。

翌日はまた単独行動。


電車好きにはたまらん場所へ。
その名も「交通科学博物館」。
日曜日、家族連れで賑わう中、完全に場違いな感じは受けましたが、
1人で気にせずキャッキャしてきました。

たまらん。

で、昼は前々から気になっていた鶴橋のコリアンタウンへ。

商店街中にキムチのかほりが・・・


お昼はアリラン食堂で

ガード下やアーケードの商店街の空気は、日本ではありませんでした。
東京の大久保はどっちかというと留学生や若い人が多いコリアンタウンって感じだけど
鶴橋は、在日コリアンの人達がこの地に完全に土着している感じ。

アーケードは、昭和の風景が色濃く残っていて
多少寂れている部分はあるものの、まだまだ活気のある商店街でした。

昼を食べに入った「アリラン食堂」でも、中で聞こえる会話は全部ハングル。
キムチの味とかも、日本仕様ではなく、本場っぽい感じで美味しかった!

最後はなんばに移動して、Hatchで釈迦のライブ。

UKIが言ってた、小学校の先生に聞いたといういい話をひとつ。

「晩ご飯カレーで良い?」ってお母さんに聞かれたとする。

そこで
「カレーでいい!」って答えるんじゃなくて
「カレーがいい!」って答えた方が、お母さんは気分が良くなるんだって。

この一文字の違い、結構大きいですね。
些細なことだけど、意識しよう。

ちなみに、うちのおじいちゃんは
「カレー」の発音を、魚の「かれい」のイントネーションで言うので注意。

以上。

フォトはここにあげてまっせ

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