それでもヴェルディは続く。

2011シーズンが終了しました。

ヴェルディは今年も昇格できず。
去年に比べると、なんかまったりとしたシーズンになってしまった気がします。
終盤、昇格争いにちょこっと顔を出したあたりはもちろん燃える試合があったけど、毎年の事だけどエンジンかかるのが遅い。

去年の様に存続か解散かでヒヤヒヤするのはもう懲りごりだけど、去年はそういう事情もあって試合も熱狂する試合が多かった。
アウェイの柏戦、甲府戦なんか特に。
今年のJリーグチャンピオンに勝ってますからね、去年は。

今年は、巻加入後にそういう試合が増えてきた気がします。特に千葉との対戦はフクアリでも味スタでも熱い試合が見れました。

阿部拓馬がまさか得点ランキング、リーグ2位になるなんて誰も思っていなかったし、菊岡や河野も去年を上回るパフォーマンスを見せて、攻撃面では魅力的な試合がたくさんあったけど、全体としての締まりが無かったという印象。
チームのまとまりが去年に比べて完全に欠けていた。富澤の不在が大きいかな。

それでも終盤は、巻の戦う姿勢に若手が感化されてか、祐希と祥平のパフォーマンスもかなり良くなってきたのは来年に向けてかなり楽しみな要素です。
19歳と20歳のダブルボランチでここまで戦えるチームなんて、Jリーグで無いよ。そこは誇りに思うし、チームも大事にして欲しい。




そして、個人的なことになりますが今年はシーズンチケット購入10年目でした。
初めて自分のお金でシーズンチケットを買ったのが東京移転した2001年。中学3年生。

川崎の末期はちょくちょく等々力に足を運んでたけど、そのサポーターの少なさに衝撃を受けて、なんとかせねばと中学生の俺はまずシーズンチケットを買うところからはじめました。雨宮さんと知り合い、サポーターの世界に足を踏み入れたのもこの頃です。

その頃に比べると、自分で言うのもなんだけど、結構大人になったと思いますよ?(あたりまえか・・・)


チームの成績には恵まれないものの、仲間に恵まれて楽しくやってきた10年間。

良い事、嫌な事もたくさんありましたが、最近思うのは「子供たちのためにも」という事。
そんな私もまだ24歳。人間としてもまだまだ子供な自分にこんな事を言う資格は無いかもしれないけど。
ヴェルディのスタジアムには、本当に子供が多い。世界中探してもこんなに子供が多いスタジアムは無いんじゃないかっていうくらい。

そういう子供たちが、必死にヴェルディを応援している姿を見ると、ああ、この子達が学校で胸を張ってヴェルディの自慢をできるようなクラブにしていかなければならないなと思ってしまいます。
その気持ちは、自分を非常にポジティブに動かしてくれるし、サポーター活動の原動力にもなっています。

こんなに、夢も希望もお金も無いクラブでも、それを好きになってくれる子供たちがいる。
ということは、このクラブにもまだ微かに「魅力」が残されているということでもあります。



今、ヴェルディには決して良い風が吹いているとは言えない。
むしろ、クラブ史上最も厳しく、そしてサポーターにとっては悲しくもどかしい時かもしれない。

愛するクラブのため、自分の人生のため、そして、このクラブ未来を背負う子供たちのために。
この状況、なんとかしなければならないです。
いや、なんとかしましょう。

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Category : フットボール

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