2012 1/22 04:19
いいから聴いてみよう。住所不定無職。
2012年、ブログを頑張って書こうと思いつつもう2週間たってしまいました。
ようやくブログに書くべき良い体験をしてきたので書きますね。
COUNTDOWN JAPANの年明け早朝、ライブで聴いたのが「住所不定無職」というバンド。
パンチの効いた?バンド名が気になり、フェス前に調べてみると、曲がめちゃくちゃポップだし、アルバムはヒダカトオルやカジヒデキがプロデュースしているし、ルックスも悪くない(約一名ry)!
こりゃ生で見るしか無いと、最終日の大トリ、クソ眠くてクソ足が痛い中頑張ってライブを見たら、CDや映像で見る以上のインパクトで一気にハマってしまいました。
そして先週、タイミング良くレコ発のファイナルが新代田であるということで行って来ました。
ゲストが凄い。笑
チャーべさんのDJはごきげんナンバーばかりで、転換中も飽きず、
カジヒデキ&ヒダカトオルとフェッドミュージックでは、それぞれのキラーチューンを披露。
ソロ名義のライブでも惜しみなくBECRの曲をやってくれるヒダカさんはこの日もHIT IN THE USAとFOOL GROOVEを演奏。
ファン層的にワーワーやる感じではなかったのが不完全燃焼ですが、狭いライブハウスでヒダカさんのライブを見るのは初めてだったので、そりゃあ結構興奮しましたよ。
カジ君はライブ初見でしたが、見事な跳ねっぷり。
爽やかな人がロックやるのはずるいですね、ホントに。
全くタイプの違う2人だけど、融合すると面白かったです。
さて、主役の住所不定無職はというと、しょっぱなから素人の自分でもわかるズレっぷり。笑
先ほどMCで「住所は最近演奏が上手くなってきちゃって、ガレージバンドっぽさが無くなってきている」と苦言を呈していたヒダカ氏も「やっぱ撤回します」と言うほど。笑
でも、やっぱり音楽というのは、上手い下手で決まるもんじゃないんだなというのを実感しました。
確かに演奏レベルは低いかもしれないけど、気持ちが楽しくなるもんね、住所の音楽は。
ロック魂をちゃんと込めてありつつ、ベタベタなアイドルっぽさもあり、この上ないポップさ。
ももクロがロック好きの間で異常な支持を集めるなら、こっちも流行っていいと思うけどね。笑
もちろん、演奏の上手いバンドが好きで、下手なバンドは嫌い、っていう人もいて当然。
下手なバンドは騒音、と感じる人もいるだろう。
東海さん風に言えば「やたらうるさくて音楽性を感じない」と思う人もいるでしょうよ。
でも結局音楽というのは、楽しんだ者が勝ちなんですよね。
そのバンドが、世間的にどんな評価をされていようが、ライブやCDでその音楽を聴いて、少しでもいい気分になったり、楽しかったり、感動する人が1人でもいれば、そのバンドには存在意義があると思うんです。
だから自分は、自分が好きじゃない音楽でも、批判したりバカにしたりしないように心がけてます。
人にどう思われようが、演ってる本人達と、聴いてるお客さん達が楽しんでりゃいいんですよ。
「ロックンロール!」と叫べばそれはもうロックンロールなのです!
あ、話がそれた。
つまり、住所不定無職というバンドは凄く良いですよ、ってことで、この良さに共感してくれる人がいてくれると良いなーと思っている次第です。
とりえず聴けって。
うわ、下手だな、と思ってもいいから聴いてみようか。
こういう壊れっぷりが好きだ。