Life is very short and very steep,and I walk hard.

先週、祖父が亡くなりました。

寂しい出来事ですが、記憶と記録に残しておくために書きます。

1ヶ月くらい前から入院していて、お見舞いに行っても入れ歯してないので何言ってるかわからず(笑)、亡くなる数日前にお見舞いしたときもスヤスヤ寝ていたので、まともに喋ること無くお別れになってしまいました。
数年前から徐々にボケてきて、ここ半年くらいはかなり悪化してしまい、最期の方は家族総出で介護をしていたんですが、元々眼が悪いというのもあってなかなか回復せず。

ちょうど、母も別の病院に入院中だったので、最期に母と祖父が会えなかったのは残念でした。

しかし、自然の流れでの死なので、祖父がいなくなってしまったのは寂しいですが、祖父の「死」ということ自体に対しては悲しみというよりも「ゆっくり休んでね」という気持ちが先に湧いてきました。
そして、もっと祖父から色々な事を学んでおけばよかった。もっと祖父のために何か出来たんじゃないかという後悔も少しあります。

大正15年生まれの祖父は、正に日本の高度経済成長の時に働き盛り。
祖父たちが築いてきた日本を、若者はもっと大事にしていかなきゃならないですね。
外国だったら国が崩壊してもおかしくないくらいの大地震、大災害を乗り越えられるだけの国にしてくれたのは、紛れもなく、戦後日本を立てなおした祖父たちの世代の知恵と努力のお陰です。





亡くなった後、家にお経を読みに来てくれたお坊さんの言葉が心に残っています。

「死ということを怖がらないで、受け入れて生きてください。時間の前後はあるけれど、みんな天国で一緒になれるんです」

まだ天国には行きたくないけど、お呼びがかかるまで、しっかり人生を全うしようと思いました。




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